速く泳ぐためにはどうすればいいか会議#3
〈はじめに〉
この回は、“速く泳ぐためにはどうすればいいか会議”の第3回です。最初の回から見た方が理解できると思うのでまずはそちらから御覧ください。
前回の検証結果からいきたいと思います。
結論からいきますと、パフォーマンスは上がったように感じました。強化週にも関わらず水曜日のメインまで感覚は落ちませんでしたし、周りからみても調子が良くみえたらしいので間違いないと思います。
具体的にどれぐらい寝ていたかといいますと、日~月6時間、月~火5時間半、火~水6時間、水~木9時間、木~金9時間、金~土6時間です。金~土にかけては今週土曜日の練習がイレギュラーだったため普段よりも1時間ほど短いですが、それ以外は1時間ほど長く睡眠をとってみました。
1時間ほど長く睡眠をとったところで眠気が無くなるわけではありませんし、逆に眠気が増したような気もしました。ただ、それは普段よりも体が良い状態にあるため練習を頑張れる反動なのではないかと考えています。
その日その日でもある程度違いを感じられたので継続していくと本来の力を常に発揮できるようになると思いました。なので、睡眠をしっかり取ることは、最も楽に速く泳げるようになる要素の一つでしょう。
〈水中キックの伸び代?〉
練習で最も楽な部分とそれ以外のところを改善すると、もう今度こそは泳ぎの中から楽に速くなれるところを探さなければいけません。
「いやいや待て相羽よ。君には最大の伸び代があるじゃないか!なぜそこにいこうとしない!」と思われた人も居るかと思います。
そうです。僕には最大の伸び代がフィジカルの弱さだということが分かっています。ですがこのシリーズの趣旨的にそれを上げてしまうとズレてしまうのです。このシリーズはあくまで楽に速く泳ぐことが目標です。フィジカルのトレーニングは全くその思想とは異なるもので、楽ができない部分です。なのでこのシリーズではやりません。この実験とは別で1人でコツコツやります。
水泳で蹴伸びの次に楽な場所といったら、おそらく水中動作だと思います。腕を止めて足だけ動かすため簡単に考えると使うエネルギーは半分です。であれば次に取り組んでみるとすれば水中動作です。
僕は比較的水中動作でサボろうという意思が前からあったのでそれなりに考えてやってはいます。
ですが、よくよく考えてみると上の記事にも書いていましたが蹴り込む方を意識してやっていないのです。これは伸び代があるように思います。
蹴り込む方を意識するといってもそれで動作全体が遅く動いてしまってはいけないのでどこを意識するかは大事そうです。遅くしないためには、蹴り上げを邪魔してはいけません。となると蹴り上げに繋がる動作で蹴り込みを意識する必要があります。膝裏が蹴り上げの水を掴み始めたタイミングと足先の押し切るタイミングを合わせてみるといけるかもしれません。
今週は
水中動作
を気をつけて、具体的には
膝裏と足先のタイミングを合わせる
で行ってみようと思います。
〈おわりに〉
今日の一曲 マジカル・パンチライン『Melty Kiss』
マジパンの中で僕が1番好きな曲です。学校祭でも披露されていたので一度は聴いたと思いますが思い出すためにも是非。復習は大事です。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。