練習は競技のためとは限らないかもしれない回
こんにちは。 こーへいです。
今回もTwitterでいただいた質問に答えます。
「くそ長い練習メニューの意味が分からないので意味を教えてください。」との質問です。
最後までよろしくお願いします。
前回のTwitterでいただいた質問に答えたブログです。 まだ読んでいなくて興味があれば読んでみてください。
<はじめに>
僕はメニューを与える側ではありません。 なので本当のメニューの意図は全く知りません。 ここで書いていくものは「そうゆう解釈もあるよね」という一例にすぎません。 ここで書いてあったことを先生にぶつけて怒られても責任をとれません。 意味わからないメニューがでた際の考え方の一つとして読んでいってください。
<メイン>
まずは‶くそ長いメニュー″の範囲が難しいのでざっくりと定義します。
質問をくれた方は100×40を例にしてくれました。
僕的には25×16のドリルや100×15のキックぐらいから‶くそ長い″と感じます。
では50×20や100×20のデータはどうでしょう。 距離的にはくそ長いですがあまり意味が分からないと言う人はいないように思います。 どうやらHardしていれば20ぐらいまでは許されそうです。
なのでここで書いていく‶くそ長いメニュー″は距離を問わず本数が15以上でHardをしないものということにして進めていきます。 200m以上の距離は一本の時点でくそ長いのでここでは除きます。
ではくそ長いメニューの意味を考えてみましょう。
僕がコーチだとしてやらせるときの言い分としてはベースの向上を使うでしょう。
「ベースを高めないとスピードをその上にのせても上手くいかないだろう」といった感じで。 ピラミッド理論です。 土台がしっかりしていないものは大きく作れない的なやつです。
ですがこの理論は例がピラミッドなので終わってます。 ピラミッドよりも東京スカイツリーの方が大きいですから。
なのでベースの向上は意味として適切ではないです。
多分コーチもバカではないのでそんなことには気づいています。 それでもやらせるということは何かコーチ側にメリットがあるのだと思います。
くそ長いメニューをやらせているときのコーチの行動から考えてみます。
そうするとコーチが休めるというメリットがある気がします。 僕が知っている限りくそ長いメニューをやらせているときのコーチは選手に何か指導をすることはありません。 コーヒーを飲んだりパソコンをいじったりプールサイドから消えたりしています。
なのでくそ長いメニューをやらせる理由としては休めるからが正解でしょう。
やらされる理由は解消できたので残るは選手側のやる意味です。
ここで長く泳いでる間に理想の泳ぎを見つけるなんてぬるい回答で納得する人であれば僕に質問はしないでしょう。 コーチにリフレッシュしてもらうためというのも納得はできないと思います。
僕の答えとしては世の中の理不尽に対するストレス耐性をつけるためです。
「社会に出たらもっと意味が分からないことが起こるから今のうちから慣れましょうねぇ」といわれているのだと思ってます。 引退した後の社会に対応する練習をさせられている感じです。 今一生懸命に取り組んでいる競技とは全く別の練習です。
別の練習だと考えれば一回は全部やってみる気になりませんか?
一回全部やってみて耐性がついたなと感じたらあとはくそ長いメニューが来るたびに逃げてしまって全然大丈夫です。 「おなかが痛い」や「足がつった」などといって程よく休みましょう。 競技の練習ではないので罪悪感を感じる必要もなしです。
自分だけ休憩するのは申し訳ないと思うかもしれないですがそれは周りの泳いでいる子に逆に失礼です。 その子たちは自分には耐性がないと思って一生懸命に練習しているのです。 自分が優秀だったことにニヤニヤしながら応援してあげるべきです。
<おわりに>
答えていきましたがいかがでしたでしょうか? 少しでも前向きに練習に取り組めるようになってくださるといいのですが、、、
質問をいただければこんな感じで答えていきますので何かあればTwitterにでも質問してください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。